ベース内蔵プリアンプの製作 2 [趣味]
さて、今回はプリント基板を作成した模様をご紹介します。
自作エフェクターなんかですと、ユニバーサル基板やスプリット基板を土台にして、パソコンのPCBレイアウト専用ソフトでお手軽に部品の実装と配線パターンのレイアウトを作り上げる方法が普及していますよね。
ただし自分で回路を設計して作り上げる場合では、プロトタイプを作成してから動作の検証や性能評価を行い、その結果を回路の修正や変更にフィードバックするという作業が何回か繰り返されます。一発で期待した性能が完璧に出るという訳にはいきませんからね。
また、回路と定数が固まった後にも、本番で使うプリント基板上のコネクタ等が他の部品に干渉しないかどうか、もう少しプリント基板を小型にできないか等のチェックと微調整も行います。
そこで私の場合はEAGLE PCBというソフトを使用して回路の設計とプリント基板のレイアウトを行います。ソルダーレジストも施すので、この様な専用ツールのソフトウェアが便利です。
1. EAGLE PCBで作業中
このEAGLE PCBでデザインしたプリント配線パターンをプリンターで第二原図用紙やOHPフィルムに印刷し、感光基板に焼き付ければ簡単にオリジナルのプリント基板を作ることができます。
今回の私の場合なんですが、以前にまっさらな生基板を安く購入した時の在庫とシルクスクリーン印刷の道具があるので、プリント配線パターンをスクリーンに製版してからアクリルガッシュをインクとして生基板に直接スクリーン印刷。そしてエッチングを行ってます。
2. プリント配線パターンが印刷された生基板
3. エッチング液の準備
4. エッチング液に基板をドボン
5. 銅箔が溶けていきます
6. あともう少し・・・
7. 全部溶け切りました
8. エッチング完了(水洗後)
このあと、除光液でアクリルガッシュのインクを除去し、別途ソルダーレジストマスクパターンを製版したスクリーンと紫外線硬化型の緑色をしたサンハヤトのソルダーレジスト用インクSR-222を使用してスクリーン印刷。そしてドライヤーで十分に加熱した上でよく紫外線を照射して硬化させます。
9. ソルダーレジストまで仕上げた基板
ソルダーレジストが硬化したら、ドリルによる穴あけ、規定の基板サイズへの裁断、そして最後にフラックスの塗布を行って完成です。なお、部品面のシルク印刷は面倒なのでしていません。(部品を付けるのも自分だしw)
10. 仕上がったオリジナルプリント基板
さて、この後は出来立てホヤホヤのプリント基板に部品を半田付けして組み上げます。次回は組み上がった基板の机上動作確認、そして実際にTUNEのベースTBに組み込む模様を報告したいと思います。
自作エフェクターなんかですと、ユニバーサル基板やスプリット基板を土台にして、パソコンのPCBレイアウト専用ソフトでお手軽に部品の実装と配線パターンのレイアウトを作り上げる方法が普及していますよね。
ただし自分で回路を設計して作り上げる場合では、プロトタイプを作成してから動作の検証や性能評価を行い、その結果を回路の修正や変更にフィードバックするという作業が何回か繰り返されます。一発で期待した性能が完璧に出るという訳にはいきませんからね。
また、回路と定数が固まった後にも、本番で使うプリント基板上のコネクタ等が他の部品に干渉しないかどうか、もう少しプリント基板を小型にできないか等のチェックと微調整も行います。
そこで私の場合はEAGLE PCBというソフトを使用して回路の設計とプリント基板のレイアウトを行います。ソルダーレジストも施すので、この様な専用ツールのソフトウェアが便利です。
1. EAGLE PCBで作業中
このEAGLE PCBでデザインしたプリント配線パターンをプリンターで第二原図用紙やOHPフィルムに印刷し、感光基板に焼き付ければ簡単にオリジナルのプリント基板を作ることができます。
今回の私の場合なんですが、以前にまっさらな生基板を安く購入した時の在庫とシルクスクリーン印刷の道具があるので、プリント配線パターンをスクリーンに製版してからアクリルガッシュをインクとして生基板に直接スクリーン印刷。そしてエッチングを行ってます。
2. プリント配線パターンが印刷された生基板
3. エッチング液の準備
4. エッチング液に基板をドボン
5. 銅箔が溶けていきます
6. あともう少し・・・
7. 全部溶け切りました
8. エッチング完了(水洗後)
このあと、除光液でアクリルガッシュのインクを除去し、別途ソルダーレジストマスクパターンを製版したスクリーンと紫外線硬化型の緑色をしたサンハヤトのソルダーレジスト用インクSR-222を使用してスクリーン印刷。そしてドライヤーで十分に加熱した上でよく紫外線を照射して硬化させます。
9. ソルダーレジストまで仕上げた基板
ソルダーレジストが硬化したら、ドリルによる穴あけ、規定の基板サイズへの裁断、そして最後にフラックスの塗布を行って完成です。なお、部品面のシルク印刷は面倒なのでしていません。(部品を付けるのも自分だしw)
10. 仕上がったオリジナルプリント基板
さて、この後は出来立てホヤホヤのプリント基板に部品を半田付けして組み上げます。次回は組み上がった基板の机上動作確認、そして実際にTUNEのベースTBに組み込む模様を報告したいと思います。
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