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ベース内蔵プリアンプの製作 3 [趣味]

前回に出来上がったプリント基板に部品を半田付けし、サクッと組み上げました。基板サイズは4.5cm x 5.5cmです。

1. 基板外観
Img_0271.jpg

TUNE TBの純正プリアンプ基板TB-05Bは、ピックアップの結線と電池&出力ジャックの結線を、EIコネクタを介して接続するようになっていますので、自作プリアンプもそのコネクタがそのまま挿せる様に、EIコネクタ仕様にしました。ただしポットはパーツショップで市販されている汎用品を使う関係でTB-05Bのような基板直付け仕様ではありません。

OPアンプはLF442CNを挿しました。このLF442CNはオーディオ向けの製品ではないのでHiFiスペックではありませんが、消費電流が非常に少ないのがウリです。
真ん中に見える半固定のトリマーはゲイン調整用です。とりあえず -4dB~+13dB の範囲で調整が出来るように設定しています。

2. 計測
Img_0272.jpg
Img_0273.jpg

DSO Quadのサードパーティ製アプリにて周波数特性を計測している様子を撮っています。
そして測定結果は↓

Freq006.png
Freq000.png
Freq001.png
Freq003.png
Freq002.png

LF442CNは帯域が広くないので100kHz手前から勝手に落ちていきますが、楽器やオーディオ機器の帯域としては問題ありません。むしろ、デジタル機器からのノイズの影響を受けにくくなって好都合です。


3. 換装
Img_0269.jpg

ベース本体にに搭載し、さっそく弾いてみました。
出音の感想。
ホワイトノイズのレベルは純正よりも良好。ただし音的には魅力はありません。なんていうか、ただ普通に音が鳴っているという感じです。やっぱりOPアンプにオールLF442CNってのがダメなんだろーなw
ノイズレベルは純正よりも良好なのですが、できればもう少し抑えたいのと、よりPCなどからのデジタルノイズに強くしたいです。OPアンプもオーディオ向けのものをいくつかチョイスするしかないなー。

次は入力の初段ボルテージフォロワに20kHz以上をカットするフィルターの追加、そしてホワイトノイズの原因となる熱雑音を低減させる改良に入ります。
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